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竜巻予測 最新鋭レーダーとは? [生活]

非常に困難な竜巻の発生予測を可能にする、最新鋭レーダーとは?

2年前の5月に茨城県つくば市で甚大な被害が出たときの記憶のある方は多いことでしょう。
これからの時期は増加傾向、特に5月はとても多い月になります。

竜巻の恐ろしさは急に発達してしまうため対応が間に合わないということ。また、巻き上げた瓦礫やガラス片が凶器になる。

気象庁発表の竜巻注意情報に関しては、的中率が極めて低く、広域に対象がわたっているため、住民に避難を呼びかけるなど、情報伝達の判断が難しいとしている。

竜巻注意情報の最近5年の的中率は、3%ほど。

予測が極めて難しいのが現状。



しかし、今、竜巻対策として期待される最新鋭のレーダーが大阪大学にある。
その性能について、大阪大学大学院工学研究科・牛尾知雄准教授は「くまなく3次元の(積乱雲の)観測ができる」と話した。

雨が雲の中で発生し、地面に落ちる様子を、ほぼリアルタイムに映像化。
また、現在の気象庁のレーダーが、5分から10分間隔で雨雲を観測しているのに対し、このレーダーは、10秒から30秒間隔で雨雲を観測できる。

牛尾准教授は「竜巻等の現象は、非常に短い時間で生成して、甚大な被害をもたらす。高速スキャンニングのレーダーを用いることによって、被害をもたらすプロセスを、十分に分解することができる」と述べた。

気象庁は、このレーダーを茨城・つくば市に、2014年度中に導入することを決定した。
竜巻などへの緊急速報のシステムづくりには、まだ課題もあるという。

牛尾准教授は「このレーダーを使って、少しでも早い警報、注意ということに結び付けたいなというふうに思っています」と話した。

しかし越谷市で被害を受けた声をきくと竜巻を目撃してから直撃までわずか8秒足らず。台風であれば戸締りをしっかりして準備をする時間もとれるが・・・

現状ではできるだけ窓から離れた場所で身を伏せて、両腕で頭と首筋を守る姿勢をとることぐらいしか取るべき対策がない。

前回話題にしたマンモス防潮堤にもつながる話であるが、こうした災害予測を可能にする技術に予算を組んで、しかる将来に備えられればと感じる。

【参考記事】
家庭内野党 昭恵夫人マンモス防潮堤に待った!


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